ソーシャルスキルトレーニングに最適な『ふれあい囲碁7』

「ふれあい囲碁」とは、囲碁のルールを使ったコミュニケーションゲームです。
向き合って「ふれあい囲碁」をする、それだけなのに、相手の気持ちとの距離がぐっと近くなるのです。文部科学省でも紹介されており、多方面で注目され始めています。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youji/asobou/try/igo.htm
基本のルールは一つ、「囲めば取れる」です。
簡単なルールなので、小さい子どもから大人まで、その場ですぐにプレーすることができます。

「ふれあい囲碁7」は、「ふれあい囲碁」」から生まれた、えじそんくらぶバージョンです。
全国LD親の会が作成している「LD、ADHD、高機能自閉症等の発達障害のある子どもの困難やニーズに合わせて有効なサポートツール(教材・教具など)データベース」に登録されました。
ふれあい囲碁7とは?

発達障害の子どもにより使いやすいように、「ふれあい囲碁」の発案者である囲碁棋士の安田泰敏九段監修のもと、えじそんくらぶ版として「ふれあい囲碁7」を考案いたしました。一般的に「ふれあい囲碁」で利用される9路盤より小さい7路盤にしました。
そして、碁石は、立体的な花形のカラフルなコマで、手で触っただけでも区別がつくものにし、碁盤は、草原のイメージでつくったグリーンのパットで点字解説が付いており、コマは穴に埋め込むようになっています。このゲーム板では、4目並べやはさみ将棋もできます。

「ふれあい囲碁7」の可能性

この教材は色々な学習効果が期待されます。

「色々な手を先まで考え、最善の一手を打つ」
この習慣が身につけば、セルフモニタリング力(自分を客観的に見る力)問題解決能力を育むことができます。
その他に、作業記憶のトレーニング空間認知、因果関係、情動・衝動のコントロール集中力の増強協調性・障害理解(相手に合わせる)
などの効果もあげる可能性に富む教材です。

「コマを2つ取ったら勝ち」「Aさんは始めに2個石を置いていい」など、その都度、ルールを自由に変えて、時間調整や難易度を変えることも可能です。